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『SHAKER』(シェイカー)は、日本の歌手中森明菜の17枚目のスタジオ・アルバム。このアルバムは1997年3月21日にMCAビクターよりリリースされた (CD: MVCD-38)。2002年12月4日には『SHAKER+3』としてユニバーサルJから再発売された。 == 背景 == 『SHAKER』は、前作『la alteración』からおよそ1年6か月ぶりとなるスタジオ・アルバムで、1997年3月21日にCD (MVCD-38)でリリースされた。また、中森がMCAビクター在籍時最後にリリースしたアルバムともなった。初回生産分は、スリーブケース仕様となっている〔。このアルバムのプロデュースは、前作に続いて中森が担当した〔。レコーディングは、Victor Studio、Sound Valley、Studio Take One、Art Works Studio、ハートビートレコーディングスタジオ、Sedic Audio Studio、One Voice Studioで行われ、ボーカル録音は、ニューヨークのSound on Sound Studiosで行われた〔。このニューヨークでは、ジャケット撮影も行われている〔〔。 中森は、このアルバムでは、聴く人の心を癒し、元気づけたいと基本コンセプトを述べている〔。そこで、心地良く聴いてもらうため、様々なタイプの楽曲を集めたという〔。当初、このアルバムのタイトルはイタリア語で"Dolce"であったが、ある時、この収録楽曲の1曲1曲を酒に見立てることを考え、その時々の心理状態に合わせた種々異なる酒を楽しんだり、これらの楽曲がカクテルのように全て混ぜ合わされたニュアンスを表現したいと思い立ち、カクテルなどを作るための器具であるシェイカー (SHAKER)というタイトルに改めたと中森は語っている〔〔うえちゃんのほっとラジオ ヨッ!お疲れさん. . ニッポン放送.(1997年3月20日)〕。 収録楽曲の音楽的なジャンルについて『CDジャーナル』は「16ビートのヒップホップ・ソウル的なサウンドから、躍動感あふれるファンキーなナンバー、ダンサブルなポップ・チューン、マイナー歌謡曲など」と指摘している〔。また朝日新聞では、デジタル的なサウンドからアコースティックな楽曲が収められたと解説した。 同紙のインタビューで中森は、実質的な音楽プロデューサーの変更に伴い、新たな歌唱法に挑戦することにしたが、本作の楽曲のほとんどにおいて、自身のキーに合わせた歌唱をしていないという〔。このため、その場から抜け出したくなるほどの思いに駆られ、自身の中で腑に落ちない感覚や不安を抱くこともあったが、本作が仕上がった後、改めて試聴してみると、最終的には積極的に挑んで良かったと納得することが出来たと振り返っている〔。加えて、スタッフとの協力のもと、新たな一面を打ち出すことも出来たと述べた〔。 本作発売後の5月3日より、本作を引っ提げた自身にとって9年ぶりとなる全国コンサート・ツアーFelicidadを開催した〔〔(1997年) 中森明菜『Felicidad』のツアー・パンフレット.〕。 2002年12月には、『SHAKER+3』として本作は再発売された〔。また、2007年3月21日にリリースされた"桜"にちなんだ楽曲を収録したコンピレーション・アルバム『sakura songs』(CD: UPCH-1538)には、本作収録曲である「桜 (びやく)」が収録された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「SHAKER (中森明菜のアルバム)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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